アートセラピストの「アートと暮らす」

アートセラピストとして活動するクエストのスタッフが現場の声をお伝えします。アートセラピー情報もタイムリーにお届けします。

もう一度自分に力を取り戻していく。



スタッフsatokoが連続ブログを投稿中ですが、合間に少しお邪魔します。

こんにちは、マッキーです。

もう春!ですねぇ。

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なんだか慌ただしい日々が続いていますね。

私は全くTVを見ていないからか、いっぱい寝ているからか、笑 
比較的平和に、春を味わっています。

 

とは言っても、こういった仕事なので、さまざまな現場で調整が必要になります。
焦りそうになることももちろん。


そんな時、自分の中にどれくらい平和があるか、基準があるか。
それは、とても大切だなと感じています。


 

まわりに寄りかかってしまうと、日に日に変化していく情報に振り回されるしかなくなって。

自分の安心や平和を外に求めると、もうすべてが自分ではない何者か次第になってしまうんですよね。

 

つまり、
「自分ではどうしようもできないもの」
になっていく。

 


そして、そんな「自分ではどうしようもできないもの」が増えれば増えるほど、本当は安心したいのに、それに反比例して、どんどん心もとなくなっていく。

 

だからこそ、もう一度自分に力を取り戻していく



その取り戻し方を知っておくことは、すごく、すごく大切だと実感しています。

 

週末に修了式を迎えた「アートセラピスト養成講座《心理療法と自己分析を学ぶ》」で半年間やり続けたことも、つまりは、このことだったのだと思います。

 

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最後は半年間描きためた絵から、次なる一歩を見つけていく時間。楽しい。

 
もちろん、アートセラピストになるために必要な深層心理や心理療法を学び、アートセラピーの経験を積む。
そんな半年間なのですが、そのベースに流れているのが『自己分析』でした。

 

〈 人に寄り添うのであれば、自分が自分に寄り添うトレーニングは必要不可欠である 〉

そんな前提に立ったうえでの自己分析。

 

そして、半年経って迎えた修了式で印象的だったのは、


「今まではマイナスをゼロに戻さないといけないと思っていた」

「自分が悪いんだと思って、ずっと我慢をしてきた」

「もっと頑張らないと!と思ってた」

 

受講生から語られる、そんな言葉の数々。

 

でも、半年間過ごした今のみんなは、これからの人生にわくわくしているではないですか!

その様子を見ていて、私も一緒にわくわくしてきました。



おそらく、

“自分には力がない”
“自分にはどうしようもない”
“自分は大したことはできない”

そんな風に思っていたのが、
半年間自己分析をするなかで、いろんな自分に出会ったのだろうと思います。

 

そうして、自分の可能性を知って、
“私はこんなもんじゃなかった”と、
これからの自分がもっと楽しみになっていくーーー。

 

あぁ、自分を知ることって、宝探しと同じだな!

心からそう思います。

 

そして、こんな風に自分と向き合った人がアートセラピストになっていくことを、私は誇りに思います。

 

43期〈心理療法と自己分析を学ぶ〉をご卒業のみなさん、
おめでとうございました!

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☆44期アートセラピスト養成講座〈心理療法と自己分析を学ぶ〉は4/11・12からスタートしますよー!

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☆説明会も開催中です!

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 〈セミナー付き講座説明会〉少人数で行います!
・3/20(金祝)『カフェスタイルの アートセラピー』 

・3/21(土)『子どもとアートセラピー』
・3/28(土)『対人援助のためのアートセラピー』

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