アート・アートセラピー・葛藤の日々 Part1
こんにちは。satokoです。
前回、大阪の恭ちゃんが「アートセラピーとわたし」を
4回にわたり、投稿していたのに続き・・・今度はわたし。
恭ちゃんの記事→ https://quest-art.hatenablog.com/entry/2020/01/21/161708
はてさて、わたしは誰かのお役に立てることが書けるかな?
と、悩むところですが。
アート好きな私だから書けることもあろうかと、始めてみます!
『アート・アートセラピー・葛藤の日々』・笑☆
はじまり、はじまり。
何気ない会話の中で、代表の柴崎に言われたことがあります。
「美大に行って、なにか目指してたものがあるんでしょう?」
???
「え・そんなのないですよ」とわたし。
むしろ、何を目指すとか、何になりたいとか、
具体的なことはイメージができず(知らず)
そういうものは行ってから探せばいいものだと。。。
(まぁ。行ってからも何も探せなかったんですが・汗)
・・・
このCMがこれから話す心情に近いかなぁ~と思ってシェア
※音にご注意!
・・・私が美大に入った理由。
それは、単純に「いい気になったから」。
(あとは勉強からの逃げもあるかなぁ)
高校時代、みんなが進学のことを気にし始めるころ、
私は、とある美術予備校の春?夏?期講習に行ってみたのです。
そこでの体験は、「私の進む世界こっちだ」と
呼ばれているようにも感じました。(もはや妄想かもしれません)
(このあたりの時代のことを語ると、いろいろあるので割愛☆)
そして、そんな私の大学受験はうまくいかず。
相当しょぼりした記憶があります。
なんでうまくいかなかったか。。。
それは、受験が終わってからわかった気がしました。
ひとつに、『決めることができなかった』ということ。
感性だけで描いているときはよかったけれど、
少しずつ上達してくると、最後の一手二手を入れるのが怖くなる。
これを置いてこの絵が崩れてしまったらどうしよう・・・
周りのみんなは積極的にうまくなろうとしてる、そんな強さがあるのに、
自分は何が描きたいんだろう・・・
決めることができない、弱い自分がいたのでした。
そんな癖があったからこそ、
受験では、最後まで描くぞーと鼻息荒かったように思います。
で、『自分らしくなかった』
自分らしかったら良かったのか、、、というと全く違いますが、
あ~できなかった、、、という感覚だけが今でも残っています。
(それが悲しかった、と今ではそう感じます)
きっと、カチコチの魅力ない線を描いていたことでしょう・笑
でも当時の自分にはそれしかできなかったのです。
(自分の思い癖はなんとなくわかっても、どうすればいいか、
ましてや、どうしたいかなんてわからず、殻に閉じこもる感じです。
↑これはアートセラピー学んでから少しずつほどけていきます☆)
そして、周りには、
お金をためながら再度行きたいところを目指す人など、
想いがある人がたくさんいました。
自分は、何がしたいか想いもなければ、根性もない。
自分らしく~なんて勇気もない。
そんな人間だ、、、なんて
しょぼくれ、やさぐれるばかり!
とはいえ、そんな私も美大(短大)に入って、
寮生活、東京暮らしを楽しんでいるうちに、
次第にそんな想いなど忘れてしまうのですが。。。
(言い訳:東京キラキラしてたから)
しかし、事あるごとに、情けない自分には出会いました。
でも、自分はそんな人間、ここまでしかできない、
そう思い込んで、自分の生きる範囲を狭めていました。
そんな私が、目指すところを決められるはずもなく、
社会に放りだされ、よくわからぬまま就職したものの、
(それも、営業事務なんてミスマッチなものを・・・)
しょっちゅう電車の中でツーーーっと涙が。
苦しかったんでしょうねぇ。
何がしたいか想いもなければ、根性もない。
そんな人間、、、
ずっとそう思っていましたが、
苦しさの中から、ようやくこんな想いが湧いてきました。
あぁ。せっかく生まれてきたのに、このままじゃ嫌だ、
もっと自分を表現して生きたい、
アートに関われるお仕事したいな。。。
(あぁ。ようやく明るいお話ができました・笑)
今から18年前の春。
転職を機に、アートセラピーを見つけ、学び始めました。
私の人生をなんとかしたい!
そんな想いからの始まりでもありました。
Part 2へつづく・・・(アートセラピーを学び始めて)
【アートセラピーを学ぶ・アートセラピストになる】
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・3/20(金祝)カフェスタイルのアートセラピーとは /講座説明
・3/21(土)子どもとアートセラピーとは /講座説明
・3/28(土)対人援助のためのアートセラピーとは /講座説明