アートセラピーとわたし Part3
こんにちは、恭子です。
4回にわたり『アートセラピーとわたし』というテーマで綴る3回目です。
1回目ではアートセラピーとの出会い
※ https://quest-art.hatenablog.com/entry/2020/01/21/161708
2回目ではアートセラピーの道をもう一歩進んでみよう
※ https://quest-art.hatenablog.com/entry/2020/02/03/120019
今回は。。。
現場を持って感じたこと
アートセラピーの道をもう一歩進んでみようと進んだ先には、
アートワークカフェや高齢者施設、
個人セッションの現場へと繋がっていました。
実際に現場でセラピストとしてファシリテーターとして
活動することになったのです。
前者は人の心に寄り添う人・介入する人、
後者は場を進行する人・促進する人といえるでしょうか。
(細かな説明はもっといろいろありますがそれはおいといて)
そういわれると、なんだか構えてしまいそうですね。
はい、私自身も最初は無意識に構えていたようです。
人の前で話すことや関わることは慣れているはずなのに、
なんだか居心地がよくない。。。
初めてグループセッションを担当した時、
それはアートワークカフェで大人対象でしたが、
時間の配分や言葉の使い方、自分の立ち位置や動き方など
細かなことが気になり、
充実感はあったけれど、疲れがどっときたことを覚えています。
アートセラピーは人の心に影響するものだからと、
変に気負ってしまったのだと思います。
様々な場で様々な方とアートセラピーをする中で、
そういった細かなことや自分らしくしようとかわざわざ考えなくなり、
自然の流れの中でそこにいるという感じになっていきました。
目の前にいる人と過ごす今を大切にしようという想いに。
そこに至ったのは、
一緒に場づくりをしている仲間とたくさん話したことが大きかったし、
自分でもたくさん味わったり考えたりしたことが大きかったと思います。
現場から教わったこともたくさんありました。
アートセラピーの知識や技術といった外的な視点から捉えたり、
自分の内的なことを見つめて充実させていくことの視点、
そのためには起こる様々なことは自分にとってどんな意味があるのか。。。
という視点から捉えたり。
そうして自分の在り方を整えていく。
様々な視点から客観的にも主観的にも、
みたり感じたり意見を交わしたりを繰り返していくことで、
自然な流れの中でいるという感じになったのだと思います。
現在はアートワークカフェや高齢者施設だけではなく、
終末期のがん患者やその家族、社会人、子どもなど
様々な人と関わりを持っています。
講座で学んだことや研修生で体感したこと、
それまでの様々な経験が礎になっています。
つまり、色彩の道もアートセラピーの道も、
それまで歩んできた道も日常のいろいろも、
一本の道に繋がっていったのでした。
アートセラピーに携わっていく上で
大切なことを学ぶ旅はまだまだ続きます。
学びは永遠に続くこと、起こるいろいろは人生、
それはアートセラピーそのものだと私は思っています。
そんな旅に私は心が動かされ続けています。
次回につづく。。。
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