アートセラピストの「アートと暮らす」

アートセラピストとして活動するクエストのスタッフが現場の声をお伝えします。アートセラピー情報もタイムリーにお届けします。

伝えたいのに伝わらない、このもどかしさ!笑

こんにちは、マッキーです。
最近、気持ちのいい青空が続きますね。

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オフィスから見える空もきれいです。


さて、突然ですが、ちょっと人間関係のことを。

私の上司はエニアグラムでいうところの「タイプ3」にあたります。

なので、その上司に私が何かを伝えたいときは、
『 結論を最初に 』を心がけるようにしています。
(心がけるというだけで、できないことも多々...笑)

なぜなら、エニアでいうタイプ3という人は、
結論が見えない話をダラダラと長く聞き続けることが、
他の人以上に苦手だからです。

でも、本来、私自身はそこに至るまでの紆余曲折、
気持ちの上がり下がり...を
感情いっぱいに話したい。


そんな両者が出会って話をすると、、、
なかなかスンナリいかないのですね~。


上司は「結論を!」と思うだろうし、
私は「もっと途中経過を!」と思う。

伝え合いたいのに伝わらない、このもどかしさ!笑


だから、エニアを知って、私自身楽になりました。


どうしてかと言うと、

例えば、タイプ3の人と話すときは、
最初に結論を言うことの大切さを私は知りました。
さらに、
「今から私の途中経過の話をします。その話をとにかく聞いてもらえると嬉しいです!」
とちゃんと伝えてから話し始めると、
上司はそれはそれは素敵な聞き役になってくれるのです。

なぜなら、目的がはっきりしてるから!笑

そうすると、タイプ3の方は本当にすっきりと対応してくれます。
そして、私もしたいことができて満足します。


つまり、
自分が我慢するのでも、
人を思い通りにするのでもない。

「どちらも活かす」

 

そんなコミュニケーションを生むのに、
役立つのがエニアグラムだったんです。


だからこそ、
エストでは、アートセラピストの資格取得のための
必須単位にもなっています。


しかも、これは人との関係性だけでなく、
自分自身との関係性にも活かせる優れもの。


自分がどんな人なのか。


そのどこからとっかかったらいいかわからにくいことを
エニアはとっかかりやすい〈窓口〉になってくれるのです。


もともとエニアグラムは、
遠い昔、イスラム教のある宗派で、
リーダー育成のためにもちいられていたものでした。


当時は、その代表となる存在の人だけがエニアグラムの全容を知っていて、その人は、一人一人にその人のタイプにそった助言を与えて、リーダーの育成をしていた。
そんな風に言われています。


つまり、これってその人の質を受け取った上でのこと。

この、まず自分を知り、自分の質を受け取ってからはじまることというのは、たくさんある気がしています。

リーダーになるためにも、
誰かとの関係性をよくするにも。



「人間関係をもっとよくしたい」
「自分を活かして、人と関われるようになりたい」
「自分の強みってなんだろう?」

そんな方にとって、エニアグラムは必須ですよー。


年に2回しか開催しないので、私も12月のワークショップが楽しみです!



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