アートセラピストの「アートと暮らす」

アートセラピストとして活動するクエストのスタッフが現場の声をお伝えします。アートセラピー情報もタイムリーにお届けします。

それがたとえ想像と違っても。

こんにちは、マッキーです。


寒い冬まっさかりですが、
冬の朝って、すごく気持ちがいいですね。
朝日が他の季節よりも透き通った筋で届く気がします。


そして、自然界はもう今から春の準備をしているのでしょう。

 

冬に殆ど太陽がのぼらない寒くて暗い冬を過ごす地域の人たちは、
冬至を迎えると、これからやってくる春のはじまりを感じ、胸に春をイメージしはじめる。


昔、そんな話を聞いたことがあって、私はこの話がとても好きでした。


今は目に見えないけれど、確実に在る。
もしくは、確実にはじまっている。


それって、なんだかとても生命を感じさせます。


生命は芽吹いてからがはじまりなのではなく、
その前にとてもとても長い旅をしているのかもしれません。



ここは、去年静岡で誕生した「月のおうち」

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「ココロとカラダを整えて 自分らしさに立ち戻る」
そんな場所として、
エストの卒業生がひらきました。


ここでは、Art Work Cafeが体験できるんです!


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Kちゃんは、はじめクエストでの学びを通信からはじめました。


その後、アートセラピストになるための養成講座に、
地元の静岡から東京まで通い、
そこでたくさんの仲間をつくり、
その途中で出産もされ、
それでも尚、学びをやめることなく、
エストから講師を迎える場を地元でつくったりもしました。


そんな長い、
でももしかしたら人生でみたらあっという間かもしれない濃い時間を過ごし、
去年「月のおうち」が生まれました。


じゃぁ、「月のおうち」がはじまったのは去年から?


そう聞かれると、答えはYesであり、Noでもある。


たぶん、「アートセラピーをやってみたい」、
もっと言えば、
「一人ひとりが自分らしさに戻れる場所をつくりたい」
そんな想いが彼女のなかで生まれた瞬間から、
もう「月のおうち」ははじまっていたのではないかなと思うのです。

 

人はつい、結果に目がいきがちです。

 

「月のおうち」、私も行きましたが、
本当にセンスがよくて、
落ち着く空間で、
そこでいろんな場づくりをしているっていうこと自体がすてきで。

 

でも、そこだけを見ると、
「あー、私にはとても無理だ。」
そんな風に思う人もいるかもしれません。


でも、
エストで大事にしていること、
そしてアートセラピーの場でも大切にしていることは、
『プロセス』です。

 

「やってみたい」という想いが、ふっとわいた後。

 

そんな自分が惹かれるもの、気になることをひとつひとつ、おっかなびっくりでも自分にやらせてあげる。 

 

そのプロセスが、もしかしたら、思いもしないギフトを届けてくれるのかもしれません。


そして、大事なのは、その「思いもしない」というところ。


道の先には必ず何かがあるから、
それが必ずしも自分が思っていた通りでなくても、
自分を大切にしたプロセスを歩いていけば、
結果的に自分が見たかった景色が見られるのではないかと思うのです。

 

Kちゃんにとって、
「月のおうち」が想像通りだったのか、想像と違ったのかはお聞きしていません。

でも、これすらもまだ「プロセス」であり、
さらにこの先に見える景色がどんなものなのか。

ずっと楽しみは続きます。

それがたとえ想像と違っても。
もしくは想像以上だったとしても。

 

 



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アートでは、その『プロセス』を大切にしています。
そのプロセスを経て、どんな自分がいるのか、
ぜひ体験にいらしてください!

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