「好き」の力
こんにちは、マッキーです。
最近、クエストは説明会シーズンです。
説明会では、「アートセラピーを学んでみたい」という方々とお会いする機会が多いのですが、とても楽しいです。
いらっしゃる方々が気持ちのいい方ばかりで、
そんなみなさんとお話をしたり、
一緒にアートセラピーを体験したり、
すごく、すごく楽しいです。
スタッフSが説明会の時のつくったアート。顔みたい!
先日の説明会では、ある参加者の方から、
「どうして、この道に入ったんですか?」
と聞かれました。
私がこの道を進みはじめたのは、もうかなり前のこと。
でも、話しながら、まるで昨日のことのような気がしてきました。
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私は、大学在学中したいことを模索しつつも、
これ!といったものになかなか出会えずにいました。
本当は興味があること、あるにはあったんです。
心理学やアートは好きだったし、とても興味があった。
でも、
「美大に行っているわけじゃないし」
「心理学部でもない」
そんな風に考えて、それらの道に進もうとはしませんでした。
「アートセラピー」については、その頃知りもしなくて。
そうして、周りに流されるように就職活動をし、
その年はじめて女性の総合職を新卒で採用しはじめた、ある会社に入社しました。
「せっかく総合職で採用してくれたし」
「経験がつめるかもしれない」
そんな風に考えて、その会社に決めました。
でも、そこで働きながらもずっと居心地が悪かったんです。
体調も崩しました。
その理由は、もう本当に簡単なこと!
その会社がどうこうということでは全くなく、
ただただ私が自分の心の声を聴いていなかったのです。
その頃、私が採用していたのは頭の声。思考。考え。
「美大に行っているわけでも心理学部卒でもないから無理だろう」
「せっかくだから」「この方がお得かも」
そんな“考え”ばかりで、
「好き!」「楽しい」
そんな自分の感覚は全くあてにしていませんでした。
そんな風に心の声や自分の感覚をひたすら無視しているのだから、調子を崩すのも当然です。
「つらいよー。あっちが好きだよー」ってずっと言っているのに、
その声は無視され続けているのだとしたら、
生命力だってなくなります。
では、今はどうかというと。。
「好き」ばかりになっていました。
好きなアートにも心理学にも、子ども達にも関われて。
はじめは、「もう一度、自分の “ 好き ”を信じてみよう」そう思って、
はじめた学びに過ぎなかったけれど、
気づけば、それらが仕事にも。
「好き」の力は偉大です。
ついつい自分を守るためにも私たちは色々思考しますが、
振り返ってみると、
少なくとも私にとって、
その思考は私をしあわせにはしてくれませんでした。
それよりも私をしあわせにしてくれたのは、結局「好き」だったような気がします。
昨日も、大好きな現場「親子のアートワークセラピークラス」でした!
子ども達と過ごしていて思うのは、
アートでは沢山の「好き」が見つかる、
ということ。
この色が好き!
この感触が好き!
アートを一緒にやるママが好き!笑
たくさん自分の心の声を聴いていく。
自分の「好き」や「感覚」に意識を向けていく。
アートの時間に起こっていることは、まさにそんなことなのです。
そして、だからきっと私は、
アートの時間が好きなのです。
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